暇つぶし投稿第6弾です。暇な人だけ読んでください。
我が家の愛犬が10日前から具合が悪く、後ろ足の痙攣、動けない、歩けてもソロリソロリ、警報のようにギャーと鳴き、ご飯も食べられない、水は異常に飲む、グッタリしていて抱っこもできなかなった。まだ6歳なのに、もう死んでしまうのではないか…とさえ思った。重病に違いないと考え動物病院へ連れて行き、レントゲン撮影を行い診断結果は「寝違い」もしくは「頸椎ヘルニア」との事。ステロイドを処方されて帰宅するも日に日に悪化。たまらず3日後に再受診。エコー、採血、尿検査を行い、経過観察として痛み止めを処方される。しかし、全く良くならず…。
僕が患者さんにいつもよく話す事は、ネットの情報を鵜呑みにしてはいけないということ。しかし、いかんせん犬の事となるとズブの素人なので、結局ネットで調べまくった結果…脳腫瘍かも…?というウルトラネガティブな結論に行き着いた。人間と同じでMRIを撮影しなければ腫瘍がどこまで浸潤しているかわからない…アカン!即MRIじゃあ〜!と勝手に暴走し、紹介状を持って流山のファミリー総合動物病院へ。全身麻酔下でMRIを撮影。
先生!心の準備はできています!!隠さず話してください!という心構えの中
「軽い頸椎ヘルニアですね。」
え?
いやいや、先生…まさか、そんな(苦笑)なんて思うと、間髪入れず
「柴ちゃん(柴犬)は、痛がりやすい傾向にあるんですよね〜」
「……。犬の性格かよ…やられた!」即座にこの言葉が頭に浮かぶ。
帰宅後しばらくして、動きが軽くなっている!全身麻酔の影響?薬の影響?にしても朝とはまるで違う!
正直言って、獣医の先生を全く信じていない自分に腹が立った。
やはり餅は餅屋、獣医師の診断は完璧だった。自分が整形の分野なので多少知識があるというだけで何の役にも立たない、むしろ犬の状態を見ているだけでパニックに陥ってしまった。人間と動物は同じでないということがわかり大変勉強になった。
全ての獣医師に心からお詫び申し上げますとともに改めて心から敬意を表します。
さすが専門!素人は黙って信じる。ということを痛感した。
とはいえ、まだ具合は悪そうなのでゆっくり介抱していくかな。
ちなみにMRIのディスクをもらったので見てみると、当たり前だが、人間と違う!ヘルニアはわかるけど人間以外の頸椎を初めて見た。難しいね〜。
久々にお座りしている姿も見られたので一安心。
僕自身も患者さんに不安を与えないように努力しないといけないと強く思った出来事だった。
獣医師の皆さん、これからも頑張って多くの患畜を救ってください!
ちなみにネットに掲載されていた頸椎ヘルニアの症状はピッタリであった。何を読んでいたのか、人間パニックになればこんなもんか…ハァ〜。
医療費は、もう少し安くなってほしい。今回は大出費…しばらくは節約生活。
最後に、飼い主として心構えができていないために愛犬に苦しい思いをさせてしまった。愛犬よ本当にごめんなさい。そして早く良くなって散歩しようね。
お大事に。
では!