交通事故セミナーに参加致しました。
私自身交通事故患者様の治療は、整形外科勤務時代から何千という数を経験しておりますので、知識や対応は知っている事ばかりでした。セミナーなので、コンサルティングの方のお話しは予想できていましたが、聞いていて思ったのが『患者さんの為』という事を何度もお話しされていたのですが、あくまでビジネス上での話であり、治す為のセミナーや患者様の為になるものではありません。我々が患者様と向き合い、築き上げてきた信頼関係を全く考えていない『なんだかな~…』というモヤモヤが残るセミナーでした。
整形外科医師や弁護士の先生方は、ご自身の職務にプライドを持たれており、人間的な魅力をおおいに感じられました。大変勉強になりました。
最近、接・整骨院における交通事故患者様の対応が間違った方向に向かっているような状態です。無理やり患者様に後遺障害認定を受けさせるような輩も見受けられます。駅前で、旗を掲げて呼び込みをしている接・整骨院やポイントカード、マッサージに自信あり!など・・・。接骨院の本来の業務内容を忘れているのではないのでしょうか?接・整骨院は『ほねつぎ』です。ケガに対するスペシャリストです。そこまでマッサージに自信あるなら、マッサージ院で働くか、マッサージ師の資格をとって開業すればいいのに・・・。
あん摩師・マッサージ師・指圧師の先生方に失礼と思ってしまいます。